11月1日のあくまくん。




夢の中で出逢ったのは、どこかで見た事のある彼。
貴方はだぁれ、そう尋ねる自分に、彼は優しく
「忘れたのかい、いつも君の一番近くにいる者の名を―――」
と、君とよく似た声で囁いた。


さて、我が主よ。何処へでもお連れしましょう。


月明かりを背に受けながら微笑んだ彼の瞳は、
確かに君と同じものだった。



真夜中の、二人だけの秘密。





夢か現かは月のみぞ知る。