『片思い』…メフィスト二世→埋れ木真吾


君にこの気持ちを伝えたところで、何の変化があるだろうか。
君にこの想いを打ち明けたところで、君は僕の見方を変えるだろうか。

いや、君はきっと、僕の事を蔑みすらせず、以前のままの君だろうね。

なぜなら君は、残酷なほどに、純粋で、やさしいから。

いっそ突き放してくれれば、無理やりにでもこの手に入れてしまえるのに。
理性など全て掻き捨てて、欲望のままに動けるのに。

ああ、それなのに。

今日も君は、屈託の無い笑顔で、僕に微笑みかけるんだ。

僕の心の内の、醜い感情など知りもせず。

清浄な空気の中、痛々しいほどの純粋さで僕を苦しめながら。





『無題』…佐藤×松下?


恋というには軽すぎて

愛という程甘くない。

二人の間にある感情は、言葉で表すにはあまりにも難解で。

あえて例えるならば、それは。





『無題』…メフィスト二世×埋れ木真吾



久しぶりに会った君は、前と変わりが無い様で、相変わらずニコニコと笑顔。

否、前言撤回。

笑顔は笑顔だったけれども、それはどこか作り物の様で。
以前のものは君の健康的な感情から生み出される自然なものだったけれども、今のその表情は、意図して作られた。

誰かの為、「君」という人間を演じるために、君が知らず知らずのうちに自覚していたその表情。

それが出来なくなるほどの苦痛を君が味わった事。
苦悩の末、君が「笑顔」を手に入れるために、禁じられた手段を用いた事。
そんな事、僕にかかればすぐに見抜けた事なのに。
それでも君は、真実をひた隠そうとする。
それは僕を愛するからだと分かっていても、でも。

せめて僕の前だけでは、本当の君を見せて欲しいのに。

でも、僕からは言わない、言えない。
きっと僕が気付いている事を言えば、君は壊れてしまうだろうから。
自分の知られたくない醜い秘密を、愛する者に知られる事、それは君にとってとても恐ろしい事だろうから。

君を傷つけたくないあまり、君がどんどん駄目になっていくのを黙って見ている僕は、何て臆病なんだろう。
君から全てを話してくれるのを待つだけの僕は、何て卑怯なんだろう。

ああ、それでも。

僕は君を愛しているんだ、ずいぶん歪んでいるけれども。

でも、それは君だって同じだろう?



化学物質の無機質な味の口付けをしながら、僕は自分の身勝手さに心底泣きたくなった。


***
薬漬け真吾。絵ログのある絵とリンクしてたり。





『理系苦手なくせにでしゃばってみた』…「悪魔くん」全般イメージ?



世の中の秩序を高め、永遠に保とうとする計画。
無秩序の中では人々は自分勝手に行動し、争いが起こり、平和は乱される。
だから、理想郷実現には「秩序」は絶対必要なものだ。

「エントロピー」という考えがある。
それは事物の乱雑さの尺度。
自分たちの置かれている環境を中心としたもの―「系」の事物の乱雑さが取り除かれ、秩序が高まったとしても、「系」の外、つまり「外界」の乱雑さがそれを上回るほどに増す。
つまり、全体として、事物の乱雑さは増し、言い換えればこの地球全体、否、宇宙全体は常に無秩序な方向へ歩み続けていくのだ。

そんな環境下で、果たして「秩序を高め、平和を保つ」事など可能なのか?
もちろん前述の考え方は物理学的な物でしかないし、精神面においては保証の限りではない。
しかし、「全ての生きとし生けるものが秩序を保ちながら平和に生きる」なんて、どんな理論を持ってしても到底不可能に感じるのだ。
無秩序さがあるからこそ、秩序というものが生まれ、どこかで秩序が生まれれば、どこかで無秩序が生まれる。
自分の生きている環境下だけに秩序が訪れたからといって、それでは、他は?となる。
地球が平和になった、それでは、次は太陽系、次は銀河系、そしてその次は。

追っても追っても常にどこかが綻び、乱れる。
そんな事を繰り返しながら、手の届きそうな夢は、それでもけして完全なかたちとなる事は無い。
それはまるで、無限にそれに近づく事はあっても、それ自体にはならない極限値のような。


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多分色々解釈間違っている





モドル。